・ある動作をした後に激しい痛みが表れ、動けなくなってしまう。
・腰の激しい痛みが襲い掛かりで冷や汗をながしてうずくまってしまう。
・激しい痛みの後、殆ど動けずにお仕事をお休みせざる得ない状態。
激しい痛みが特徴的なぎっくり腰ですが、一般的な経過としては、痛みが現れた日から2~3日は動けなくて、1週間程度である程度動けるようになり、1か月で概ね痛みがなくなります。
このぎっくり腰、ちゃんと治しておかないと動けるようになった後、季節ごとにつきまとう腰痛の原因となっている事が多く、年数が経った後の腰痛の施術中に、そういえば昔ぎっくり腰だったという様な声を多く伺っています。
当治療院ではなったばかりであれば、この経過を早め、再び痛みが現れない様に、体調の整え方まで含めた携わりとなります。
原因は多数ですが、働きにくくなり血流が滞って硬くなった筋の【腰方形筋】、【腸腰筋群】といった、腰の深い部分にある筋の炎症が起きて、神経を刺激し、激しい痛みとなっている事が多いです。
なってしまった以上は動けませんので、休む以外にありません。2~3日の安静後、1週間くらいで歩けるようにはなると言われています。
ただし、痛みが長引かない様にするためには、以後のケアと対策が重要です。
以後のケアの為にはぎっくり腰になってしまった原因を理解する必要があり、また、その原因とは生活に関わっていることが多いです。
携わった治療の経験則のお話になりますが、ぎっくり腰になった時の事を伺ったところ以下の様に教えて頂きました。
・物を持ち上げようとしたり
・同じ姿勢が続いた後に早く動こうとした。
・ちょっと不自然な体勢で振りむこうとしたとき。
・ちょっとかがんだ時
皆様、ちょっとした事が原因だと思っています。しかし、運動自体はきっかけであって、大きな原因ではなく、その下地の生活習慣の問題が大きい要素となっています。
生活を伺った時の共通する事の多い状態は以下でした。
・睡眠不足が続いている方
・忙しさが続いている方
・ストレスが大きい方
・何かの疾患で治療を受けている方
・運動する機会が減ってきている方
・自分でも体が硬いと思っている方。
・刺激の多い食事が好みであったり、続いている方。
このように、ぎっくり腰は生活要素が複合して起こっています。
痛みの解消のアプローチとしては、経過に合わせて表面から少しずつゆるめて行く施術。
疲労回復・ストレス解消となる様、入浴方法や・お食事に関しての情報。
このように、腰部、背部、骨盤、大腿部の血流の滞りを改善し、ご本人のお体にあった情報をお伝えすることも合わせて速やかにお悩みを解消し、痛みの出にくい体を作れるように携わっていきます。
当院では部分的なアプローチも行います。
ぎっくり腰の痛みでお悩みであれば、腰・骨盤・大腿部の原因となっている筋の特定し、緩める事で解消を見込みます。
それに加え、体全体のバランス調整と、お身体全体の血流促進によって神経の反応を抑え、全体的な血流の滞りをなくすと言う施術を行います。
痛みがある部分だけでなく、関連している筋や関節を触れて、痛みを生み出している部分を特定します。
ぎっくり腰の原因は生活で疲労が大きかったり、ストレスが多かったり寝不足が続いている事でなりやすいことが多いです。ご自身のお身体について本人が気が付かなければ、解消は難しいです。
こういう生活含めた原因の特定によって、動かそうとすると痛みがあらわたり、腰を回そうとすると引っかかりが出来るなどの症状を寛解できます。
筋には浅層と深層があり、例えば腰部で問題がある場合、浅層の筋は【脊柱起立筋】深層の筋は【腰方形筋】【腸腰筋】といった部分で、それぞれ役割も違います。
深層の異常は、触知するにも手順が必要であり、深層へのアプローチが出来る施術はあまりありません。
特に、腰の痛みでも腰回りが痛む場合や、動く時に引っかかりが出来る痛みは深層の筋が大元の原因で、この部分を緩める事が根本的な治療につながります。
痛みがどこから来るか不安があると思います。腰痛は部位的に、腎臓・肝臓などの大きな臓器や骨盤内の腸などが近くにあり、別の疾患を心配される事もあると思います。
痛みや悩みの原因は、生活習慣や過去の出来事が大きく関わっている事が多く、それらも個別に判断し、一人一人の状態に合わせたアドバイスによって腰の痛みが発生しにくい根本的な改善を目指しています。
また、状態によっては適切な医療機関をご利用いただく場合もあります。『どこにいけばいいの?』というお悩みも、月に一回参加している治療者勉強会から得ている、最新の医療情報をお伝え出来ます。
痛みは生活習慣や過去の出来事などから起こります。個人個人の状態を多角的に見て、腰の痛みが発生しにくい根本的な改善を目指しています。
上記3点が当院の強みであり、お体の状態を把握したうえで治したい方向けの施術となっています。
岡山市 60代 O様
ご利用前のお悩みは?
腰痛・・・3、40代の頃からギックリ腰を数回経験した。現在仕事上重いものを持つ事が多いので、慎重にもったり、コルセットをしています。
また年齢的なことか、足がつったりつまずいたりするので用心しています。
実際に利用していかがですか?
以前暮れから正月にかけての家事で疲れた時、お灸をしてもらったらとても楽になりました。
また、体を緩めてもらう時、悪いところやこったところは痛いですが、後は軽くなります。
お車をお持ちでない方も、遠方で通院が難しい方も、お気軽にご相談ください。
対応エリアは岡山市・倉敷市など、岡山市北区田中から16km圏内はご自宅へ伺っての施術を致します。
服装は普段着で問題ありませんが、鍼の施術時には手足が出る様にお願いしていますので、体に密着するような服装は避けて頂ければと思います。
横になるスペースがあれば問題ありません。
事務所などでの施術をご希望の場合、施術用の簡易ベッドが用意できます。
治療料金は、交通費分500円割増しで頂いています。
詳しくは料金ページにてご確認ください。
車での訪問となりますので、駐車できるかどうかをお伝えいただければと思います。
コインパーキング利用となる場合、請求させて頂く事もあります。
受施術希望日時を伺わせて頂きます。
お問い合わせフォームからはコチラ
施術前に体調や症状を確認いたします。
不調の原因を突き止めていき、お困り事の解消法なども
お体の状態からアドバイスさせて頂きます。
※はじめて来られる場合は、最初にカウンセリングをさせていただきます。
施術時間を含め、1時間ほどお時間がかかります。
私の経験側となりますが、痛みを作っている原因の部分というのは、痛みが表れている部分と違う事が多くあります。
東洋医学の最も基礎的な部分は、人の痛い部分に手を当て「大丈夫?」と慮る心を持つ事です。
治療家はその心を忘れず、持っている知識と経験で、血流の悪い部分や不調の原因、滞りを作った生活がないか、トラブルの古傷が残ってないか?等を調べていきます。
人の体は基本的に、血流の滞りが起きる部分が表れる事によって痛みや不快症状が現れます。その部分に対してのアプローチと全体的なアプローチを行い、健康が長持ちするような施術となります。
具体的には、血流の滞っている部分を鍼や手当ての刺激によって、滞りを解消させ、本来体がもっている力を元に戻す治療となります。
基本的には鍼灸を用いますが、鍼が苦手という場合、「てい鍼」という刺さない鍼を用いる事も可能です。
*注)鍼灸で用いる鍼は使い捨てである、ディスポーザブル鍼を使用しています。
お灸は、置いたところに血液を集める効果があることから、免疫力を高める効果を期待して用いる事があります。
このお灸での治療に関しましては、ご要望のある場合や、温める事で改善できると判断した場合に、ご了承を得てから施述いたします。
通常は温灸・棒灸を用いますが、珍しい所では、前立腺がんでお悩みの患者様からご希望をいただき、枇杷の葉灸を用いた施術に携わったこともございます。
患者さまのご希望に添えるような用い方をおこないますので、ご要望などございましたらお気軽にお聞かせください。
・ヘルニアの痛みが長引いている
・手術後に痛みが続いている。
・太ももの痺れがある。
・ヘルニアと診断されて悩んでいる。