肩の痛みでお悩みの方は多く、原因も多様です。ストレッチや整骨院、ブロック注射やシップなどお試しでしょうか？

もしお試しでも不満がある場合、ご相談頂ければ改善方法をご提案出来ます。

肩の関節は、腕という複雑な動きを支える部分です。その為、多方面から筋が付着しています。

【肩のこり】

　１）筋の疲労（運動過多・運動不足）やストレスの為に、肩の血流に滞おりが出来ます。

　２）その滞りが進むと、肩の筋肉の特定の部位が硬くなってしまい、こっている・張っている・動き難い・違和感が現れます。

【肩の痛み】

　１）肩のこりが進むと、神経を圧迫したり、引っ張ってしまう状態になります。

　２）肩の痛みを拾い、身体を何とかしないといけないという信号という意味も含め、患部に痛みが現れてしまいます。

 施術に携わっていて多い事は、肩こりの段階で『こんなものかな？』と放置されていることが多いです。注意して頂きたいのは、肩こりが進むと肩の運動も制限がかかり、筋の疲労状態が慢性化する事です。

 慢性化が進むと、普段通り肩を働かしているつもりでも、範囲が狭くなってしまう状態が起きます。

自分が動かそうと思っているよりも動けない状態。また、身体の問題に加えて昔の痛みの記憶が蘇り、体が勝手に制限をしてしまう状態は、大きなストレスを産んでしまいます。

また、肩こりや肩の痛みの発生は、肩だけの問題ではありません。  

一例として、硬くなった部分（右肩）と逆の方（左肩）が引っ張られてしまい、引っ張られた方（左肩）へ引きつり、痛み、違和感が現れる事もあります。その状態では、痛みがある部分へのアプローチだけでは改善できません。

こういった様々な原因による肩こり・痛み解消には、原因の特定が重要となってきます。

【体のバランスが崩れている場合】

環境・生活習慣・トラブルなどが原因で、深部の筋が固くなってしまった状態です。

深部が固くなると、その方向に引っ張られてしまい、張り詰めた方が痛み・違和感・引きつり感となって現れる状態です。

注）原因となっている筋とは反対の部分に、痛みとして表れている事が多いです。

【近くの筋や首・肘・腕の問題】

頭を支えている首の筋が原因の場合、肩の上部が痛みが現れる事が多いです。肘にねじれがある場合、首や肩が引っ張らたような痛みを出してしまいます。

肩関節・肩甲骨を動かす、肩甲骨の裏に付く筋が原因の場合、肩甲骨の奥に痛みが現れます。

【精神的な問題】

身体的な問題だけでなく精神的な問題も関わりがあり、仕事や生活でフラストレーションがたまっていて、気を抜ける時間が少ない方は、首から肩にかけて引きつっていることが多いです。

あまり良くない悩み方をされている場合など、頭痛を伴う肩の痛みの原因となっています。

【リンパ節が腫れて、付近の神経に影響を与える事によって起こる場合】

特に風邪やインフルエンザの関節痛はこの状態が多いです。深部での痛みとなり、触れてもその奥が痛んでいる様な痛みの場合が多いです。

こうった場合は体が休めと言っているのだと割り切って、なるべく動かず、温かくして睡眠を取り、食事も刺激の少ないもので、いつもより量を控えてお休みした方が早く楽になります。

当院では部分的なアプローチも当然行います。

肩の痛み・肩こりのお悩みであれば、肩周りの原因となっている筋の特定し、ゆるめる事で解消を見込みます。それに加えてお身体全体の見て、全体の血流促進により、神経の過剰な反応を抑え、全体的な滞りをなくす施術を行っています。

痛みがある部分だけでなく、関連している筋や関節を触れて、痛みを生み出している部分を特定します。

肩こりの原因は肩周辺に表れますが、原因は心身の疲労や、同じ姿勢が続くなどで筋が固くなりやすい状態にあります。

因の特定によって、痛みと、ストレスになるこり、動かそうとすると痛みやロックが掛かるなどの症状を寛解できます。

筋には浅層と深層があります。

例えば肩部に問題がある場合、浅層の筋は【僧帽筋】深層の筋は【肩甲下筋】というよう存在し、それぞれ役割が違います。

深層の異常は、触知するにも手順があり、深層へのアプローチが出来る施術は現在はあまりありません。

また、深層は痛みの大元の原因で、古傷であることが多く、この部分を緩める事が根本的な治療につながります。

肩こり・肩の痛みは、生活や仕事への影響が大きく、不安もあり、『いつ治るの？』『どうすればいいの？』といったお悩みを伺う事も多いです。

痛みや悩みの原因は、生活習慣や過去の出来事が大きく関わっている事が多く、それらも個別に判断し、一人一人の状態に合わせたアドバイスによって肩に痛みが発生しにくい根本的な改善を目指しています。また、状態によっては適切な医療機関をご利用いただく場合もあります。『どこにいけばいいの？』というお悩みも、月に一回参加している治療者勉強会から得ている、最新の医療情報をお伝え出来ます。

こういった積み重ねから上記3点が当院の強みであり、お身体に関しての『どうすればいいの？』というお悩みにも、お体の状態を把握したうえでの施術が行えます。