肩の上方が痛む・こっている感じがある方


肩の上の部分に痛みやこっている感じがある方で原因となるのは、【棘上筋】【僧帽筋】に硬結(こり)が出来ている事が多いです。

肩がこっていると訴える方の、肩から首にかけての線のほぼ真ん中の部分を触れてみると、ごりんとしたものが触れる事が多く、ご自身でも触って解ると思います。

【棘上筋にこりがある場合】

棘上筋は腕を上げる時の動作を補助する菌です。あげる途中で引っ掛かり、上げきったらその引っ掛かりがなくなる場合は、前述の三角筋かこの筋が疲労している可能性が高いです。肩の少し後ろ側の、肩よりの肩甲骨上にある小さな筋です。この筋へのアプローチは直接固まっている部分を押さえる事である程度解消が見込めます。

【僧帽筋にこりがある方】

僧帽筋は広い範囲にある筋で、部分部分によって役割が違います。肩の上部のこりへのアプローチは、硬くなっている部分はもちろんですが、その付近の筋から、頸の付け根、肩甲骨付近の筋等を、総合的にゆるめる事で解消し、『肩がすっきりした』『頭痛が軽減した」などのお言葉を頂いています。年季が入った肩こりでも、固まった筋の硬結を崩す事は可能です。

こういった自覚のある、肩のこりや、場合によっては頭痛を伴う症状の原因は様々です。

精神的な緊張が続いている方睡眠不足が続いている方、同じ姿勢での作業が続いている環境の方、運動する機会が少ない方血圧が高めである方、眼精疲労をお持ちの方歯の噛み合わせが悪い方猫背でお悩みの方など多岐に渡ります。

原因が個人個人で違いますので、対応もそれぞれで違って来るので、お困りの際にはご相談ください。 

もしご自身でアプローチをしたいというのであれば、【肩井】という経穴があり、肩から首に掛けての中心部分にある、固まっている部分を強くなりすぎない様に押さえると、ある程度の改善が見込めます。

 

また、お仕事などで疲労を感じた時に、全身の簡単なストレッチや、ラジオ体操の一部分だけでも行う事で、血流が改善し、一時的に楽になりますので、休憩の際はお試しいただければと思います。

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