肩の後ろが痛い・手が回しにくい方


肩の後ろ側の痛みがある方で原因となる筋は、【烏口腕筋】・【棘下筋】・【小円筋】・【肩甲下筋】などの問題が考えることが出来ます。

腕を後ろに回そうとする動作で影響のある筋は【烏口腕筋】・【棘下筋】・【小円筋】です。

 

肩甲骨が動き難くなっている状態を作っている場合、【肩甲下筋】が原因がある事が多いです。【肩甲下筋】は肩甲骨の下についていて、ご自身では触れにくい筋です。


【烏口腕筋・棘下筋・小円筋に原因がある場合】

烏口腕筋は肩の前面へ着く筋で【棘下筋】・【小円筋】は肩の後面に付く筋であり、どれも深部に存在します。耳慣れない筋だと思いますが、腕を後ろに回してエプロンを結ぶような動作の時に使われる筋群です。

これらの筋が縮むと後ろの物を取るような動作の時に、痛みや動かし難さがでてしまいます。五十肩の症状の一つが現れる原因とされている筋群です。

上記筋群は深い部分にあり、原因を作っている筋へのアプローチを行う事で、『車で後ろの物を取る時に止まらなくなった』などのお言葉を頂ける程度には解消が見込めます。

【肩甲下筋に原因がある場合】

肩甲下筋は腕を内に向ける動作をする筋で、肩甲骨の下から、脇を通って肩の前側に付いている筋です。この筋が縮んでしまう場合、服を着る様な動作に制限が掛かってしまう方が多いです。また、なんだか動かすときに引っかかりや痛みがあると感じる事もあります。

 

肩甲下筋が問題を作っているケースは意外に多く、肩甲下筋という肩甲骨の裏側から、腋窩の縮んでいる部分を緩める事で『シャツを着る時の引っかかりが減った』などのお言葉を頂いています。

この4つの筋群は肩の付け根から、脇の裏を緩める事で幾分か楽になります。セルフケアとしてはポイントとして考えるよりも、肩の後ろに掌を当て、大きく動かす事である程度は改善できますので、お試しいただければと思います。

お困りのご相談・ご予約はこちらへ

もしくはお問い合わせフォームまでご連絡ください。

当院へのアクセス